皆さんこんにちは。ピアニストの砂辺絢斗です。
最近、感染拡大防止のピアノレッスンの新しい形として、「オンラインレッスン」がかなり普及してきたように思います♫ 僕の教室でも実施していますが、遠方にお住まいの方でも著名の先生のレッスンが受けられたり、メリットもかなり多く、世界中の人との距離が一気に近づいたような気がしています。
でも、オンラインだとよく聞こえない上に先生の手元も見えない・・
それに時々音や映像が止まったりしてレッスンが物足りない・・
そんなお悩み抱えていませんか? 先生側も生徒側もどこかやり辛さを感じていないでしょうか?
たしかに、対面レッスンにはかないませんが、環境を見直すだけでオンラインレッスンでもかなり質の良いレッスンを行うことが可能です♫
そして、現時点でオンラインレッスンを実施されている、先生方!
より良い音質でレッスンを行うために、いきなり高価なマイクやカメラを購入しようとしていませんか?
残念ながら高価な機材を買っても、音質や画質がよくなるとは限りません。。。
高いマイクなどの機材を買うその前に!
今あるもので、共にベストな環境を作っていきましょう♫
オンラインのしくみ
オンラインレッスンをする際、「音」と「映像」の2つが色々なものを通ってやり取りされます。
この「音」と「映像」がどのような過程で、先生から生徒へ、あるいは生徒から先生へ伝わるのか。
それには大きく分けて次の5段階のステップを経て相手に伝わります。
- マイクやカメラなどの入力機器(例:スマホやパソコンなど)
- 通信ソフト(例:Zoom、Skype、Google Meetなど)
- インターネット
- 通信ソフト(基本的に2と同じソフト)
- スピーカーやモニターなどの出力機器(例:スマホやパソコンなど)
オンラインレッスンが上手くいっていない場合、基本的にはこの5つのステップのどれかが上手くいっていません。逆に言えば、この5つのステップが上手くいっていると質の高いオンラインレッスンが行えます♫
しかし、いくら質を高めたいからといって、いきなり高価な機材やソフトを導入するのは気が引けますし、経済的にも難しい所がありますよね。
大切なのは、この5つのステップをどの順番で見直していくかです
見直すべき順番
この5つのステップの内、4番と5番は相手側の環境になりますので、こちら側が見直せるのは基本的に1〜3番の3ステップのみとなります。
その3ステップを見直す順番。それはずばり
3→2→1
の順番です!
どんなに良い音や映像でも、「3.インターネット」の環境が整っていなければ、カクカクになってしまったり、最悪の場合止まったりしてしまいます。それではせっかくの音も映像も台無しですよね。
ですので、オンラインレッスンの質を上げるための最初のステップは
マイクやカメラで入力され、ソフトを通った音を
損失なく出来るだけそのまま相手に伝える!
まとめ
- オンラインレッスンでは、「音」と「映像」がやり取りされる。
- 「音」と「映像」は、基本的に5ステップで相手に伝えられる。
- 見直す順番はインターネット環境から!
次回は、このインターネット環境を簡単に改善する方法について解説していきます♫
それではまた次回お会い致しましょう〜
「オンラインレッスンの音質を向上させる方法 じっくり解説①基礎編」への 1 件のコメント
生徒側としては気軽に受講できるオンラインレッスンも、先生側から見るオンラインレッスンって実際はどんな感じなんだろうと気になっておりました。
先生側はいろんな機材を揃えられ、様々な設定なども色々考えて対面に近いレッスンを研究して下さっているのが分かりました。感謝です。
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